喉の痛みにイソジンは逆効果?すぐにできる対処法と予防について

喉に痛みを感じたら、まずはうがい。

そして、うがい薬として親しまれたイソジンを使うのが効果的と思う方は多いのではないでしょうか?

でも、場合によってはイソジンの使用が逆効果になってしまうこともあります。

イソジンの役割、喉の痛みへの対処・予防について調べてみました。

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イソジンは喉の痛みには逆効果なのか?

イソジンはポピドンヨードという成分を使っています。

その効能は殺菌・消毒。

様々な細菌に対して殺菌効果があり、安全性も高くm手指の傷の消毒薬として幅広く使われています。

さらにインフルエンザなどのウイルスを不活化(本来の働きをなくさせる)する効果も。

とても優秀な成分に思えますが・・・すでに喉に炎症があるときには注意してください。

傷口に塩をぬるようなことになってしまいます。

殺菌ということでは効果があるのですが、炎症を抑えるものではないのです。

そういう意味では、たしかに逆効果なんです。

痛みをおさえるのはアズノール

では、痛みを和らげる薬はなんでしょうか?

アズノール系の薬です。

主成分はアズレンスルホン酸ナトリウムといって炎症を抑える効果があります。

傷の治りを早くする軟膏に使用されている成分です。

市販薬ではパブロンや浅田飴からでています。

うがい薬だけでなく、直接塗れるタイプのものもありますよ。

 

喉が赤く腫れていたり、食べ物飲み込むのも痛いとき、医者に行く前にとりあえずということなら、アズノール系のうがい液を使いましょうね。

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イソジンは風邪予防に効果がないの?

以前、京都大学で「うがい」に関する研究が行われました。

簡単に言うと・・・

うがいをしないグループ、水でうがいをするグループ、ヨード液でうがいをするグループにわけて風邪をひくかどうか2ヶ月に渡って調査したところ、水でうがいをするグループは、うがいをしないグループに比べて風邪の発症が4割少なかった。さらにヨード液でうがいグループより発症が少なかった。

参考:京都大学ーお知らせ http://www.kyoto-u.ac.jp/notice/05_news/documents/051028.htm

と、いう内容です。

イソジンはヨードを使ったうがい薬なので、「イソジンって水うがいより効果がないの!」って思ってしまいますよね。

実際、この結果を受けて「イソジンに意味なし」のような噂もたったようです。

ただ、この実験というのは、1回15秒以上×3を1セットとし1日3セット以上を2ヶ月間というかなりきちんとしたうがいを長い期間おこなった結果なんです。

水うがいは、細菌・ハウスダスト・異物を洗い流すことはできますが、殺菌・消毒はできません。

ですから、15秒以上×3×3とこまめにうがいをすることで細菌を洗い流したため、風邪への感染率が下がったと考えられます。

一方、ヨード系うがい液は、こまめに長期間行うと必要な常在菌まで殺菌され、逆に抵抗力が弱ってしまいます。手洗いだって毎日何回もアルコール消毒していたら荒れてしまいますよね。

つまり、イソジン液は、全く無意味ということではなく使い方に注意が必要だということです。

むしろ、ウイルス不活化するのでインフルエンザ流行時や風邪のひきはじめなどの短期の使用なら、大いに力を発揮するのではないでしょうか?

まとめ

まとめると以下のようになります。

  • イソジンは殺菌消毒用。予防に効果があるが殺菌力も強いので長期間常用するものではない。使い方によっては逆効果になってしまうので注意。
  • 喉の痛みを抑えるのはアズノール系薬を用いるのが良い。
  • 水うがいは、正しくこまめに行えば効果があるので普段から行うべき。

それぞれの性質や利点を理解して賢く使用したいですね。

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