和食には欠かせない出汁ですが、毎回取るのは面倒。
作り置きできたら楽ですよね。
でも、出汁ってどれぐらい日持ちするもの?
お店に売っているもののように消費期限は書いてないので分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は簡単にとれる水だし(出汁)について賞味期限や保存方法についてまとめてみました!
写真引用元:オレンジページnet
水だし(出汁)の日持ち期間は?
一般的な煮出した出汁の場合、料理する際に煮出してその場で、少なくともその日のうちに使い切るべきものです。
でも、水だしはこんな感じです。
冷蔵庫保存で賞味3日くらい、日持ち1週間。
冷凍保存で賞味・日持ち1ヶ月。
賞味=美味しく頂けるということは感じ方に個人差はあると思いますが、冷蔵庫にすぐに使える天然素材のだしが作り置けるのは心強いですよね。
水だしの正しい保存方法
次に水だしについて注意事項など、もう少し詳しく。
使用する水:
水道水でもよい。ペットボトルや浄水器の水はさらに良い。
ただし軟水が望ましいので欧州系の硬水はダメ。
使用する容器:
なんでも可。次の日に使う鍋でもよい。麦茶用のピッチャーが扱いやすい。
だし専用ポットもある。ポケットがついていて素材を取り出しやすくなっている。
つけ置き時間:
6時間から10時間くらい。
長ければより良いというわけではない。
つけ置き素材:
かつおぶし、または、鰹節+昆布、 鰹節+煮干しなどお好みで。
1Lのだしをつくるのに10gから30gを目安に自分の扱いやすい量で。
冷蔵保存:
お好みの色の出汁がでたら素材は取り出すこと。
特に昆布はヌメリが出るので必ず取り出す。
(素材は自家製ふりかけや佃煮にリメイク可)
つけた容器のまま冷蔵庫で3日間から1週間程度は使用可能だが風味も落ちるので早めの使用が望ましい。
冷凍保存:
出来上がった水だしを製氷皿などでキュービック状に固める。
出来上がったキューブをジップロック袋などに入れて保存すると使用量で調整しやすい。
そのまま直接鍋などにいれて使用できる。
1ヶ月くらい使用可能。
我が家の「水だし」利用法
我が家の場合、100円ショップで買った「だしパック」に素材を入れ、麦茶用のピッチャーで水だしを作っています。
かつおぶしの袋の開封時に全部をだしパックに入れてからストックするようにしています。
ちょっとひと手間のように感じるかもしれませんが、テレビでも見ながら座って気楽に目分量でやってますのであまり面倒には感じていないですね。
すでに分けてあるので、夕食後にピッチャーに水とパックをいれるだけ。
その都度パラパラしなくてすむので、むしろ楽だと感じています。
あと、水だしが足りなくなったときには、パックをいれて煮出せばいいので慌てないでいいんです。
だしパックのみで水だしは必要ないような気がするかもしれませんが、料理レシピに出てくる「だし1/2カップ」とか「大さじ3」などに対応するのは水だしのほうがいいですよね。
水だしにしておけば、醤油などの調味料感覚で使えます。
なので、2リットル2パックくらいで水だしで用意し、余っていたら冷凍、足りなければ煮出しまたは冷凍ストックを使うというサイクルでやっています。
「かつお+昆布」が扱いやすいのでこれを基本に 時々、煮干粉パックを使ったり、市販の鰹・鯖ミックス節など使用して変化を楽しんでいます。
最後に:自分にあった方法で
「水だし」は素材の味が楽しめ、作り方も簡単、扱いやすくおすすめです。
でも、まだ、ちょっと面倒と思うのであれば、市販で中身が詰めてあるだしパックもありますので(「お取り寄せ」風のかなり高級なものからスーパーで買えるお手軽なものまで)、まずはそれを水につけてみたらいかがでしょうか。
「だし」は、かつおぶしだけでもその素材にによってどれくらいよく出るか変わるし、個人の嗜好・味覚の差もあるので分量や賞味期限や取り方などは様々。
注意事項を心に留めていただければ、あとは試しながら、味や利用方法を含めて、自分なりのやり方を探していくのが良いと思います。
その際 我が家の方法も参考になると嬉しいです。