クリスマスが近づいてきました。
楽しむのも大事ですが、それだけではないクリスマスの意味も子供に教えてあげましょうよ。
クリスマスの由来なんか話しながら子供と一緒に飾り付けするといいですね。
例えば、赤い実のこれ↓ クリスマスの 柊(ヒイラギ)には深~い意味があるんですよ。
クリスマスに柊(ヒイラギ)を飾る意味
まず、クリスマスというのはイエス・キリストがこの世に降り立ったことをお祝いする日。(誕生日でも処刑された日でもないのです。)
イエス様は、処刑の十字架につけられる前にいばらの冠をかぶらされました。
刺(とげ)のようにギザギザしたヒイラギの葉は、イバラに似ている。。。
赤い実はイエス様が流した血のようだ。。。
そこから転じて、クリスマスに飾る柊は次のようなものを象徴しているといわれています。
- 柊の赤い実は私たちの救いのためにイエスキリストが流した血
- 常緑樹である柊の緑の葉は永遠の命
ケーキを美味しそうにみせるただの彩りではなかったんですね。
それから、クリスマス・キリスト関係以外にも「魔除け」などの意味もあるようですね。
子供に説明するには
さて、柊の意味、大人にとっては、へーそうだったのね。
ですが、子供にとっては「処刑」・「血」なんてやや物騒かも。
子供に話すときにもあまり変えるわけにはいかないですけど。。。
- イエス様が私達のためにしてくださった。
- そのおかげで楽しく安全に暮らしている。
- だからそれを忘れないように飾る。
このあたりを強調して話したらどうでしょうか。
例えば、
「昔、外国にイエス・キリスト様というかたががいらっしゃってね。
民衆を守るために代わりに死刑になったのよ。
柊の葉と実にはイエス様がかぶっていたいばらの冠と流した血という意味があるのよ。
クリスマスはイエス様が神様になったことをお祝いする日なのね。
家族が元気で仲良くくらせることを感謝する日でもあるのよ。
だから、イエス様のしてくれたことに感謝するために冠も飾りましょうね。
柊には魔除けの意味もあるからイエス様の冠が悪いことから守ってくれるかもね。」
って感じはどうでしょうか?
キリスト関係のことは結構血なまぐさい話もあり、いろんな説もあり難しいです。
でも、クリスマスはご馳走食べて、プレゼントをもらって、というだけではないことを子供に伝えられればいいんじゃないかな?
おまけ:絵本のすすめ
キリストの誕生・クリスマスの意味を子供に教えるのにオススメの本です。
字が読める子でも、外国の地名や名前が多いので親が読んであげるといいと思います。
絵本ナビのホームページから購入できます。
まとめ
- クリスマスに飾る柊の葉はイエス様がかぶっていた冠の象徴。
- 葉は常緑樹なので永遠の命の意味もある。
- 赤い実はイエス様の血を表している。
- 柊には魔除けの意味もある。
- 子供に話すときは、イエス様の功績に感謝する、守ってもらうために飾るということを強調するのがオススメ。
クリスマスは日本ではただのお祭りと捉えられがちです。
でも、海外では宗教要素が強いことをこれからの時代を生きるこどもには伝えておきたいですね。