ドライマウスって困りますよね。
口の中のネバつき、食べ物が飲み込みにくかったり。。。
唇がくっつき、喋りにくかったり。。。
口臭や虫歯の原因にも!
そうなる前にケアしたい!
簡単な方法を探してみました。
自分で治せる3つの方法
ドライマウスの治し方のうち、自分で簡単にできるものを調べてみました。
昆布茶による方法、マッサージ、口の体操の3つを紹介します。
昆布茶でなおす
昆布には、だしでおなじみの旨味成分があります。
だから、昆布茶を飲むと味覚が刺激されて唾液がいっぱいでるんですね。
それを利用してドライマウスを治す方法です。
昆布茶で治す利点は次のとおり。
- 副作用がない
- 粘り気のある唾液が出て、お口の中が潤う
- おいしい
- 簡単
いいことだらけですね。
では、やり方を説明します。
- 通常の3分の1の濃さで昆布茶を入れる。
- 30秒ほど口に含んで充分に味覚を刺激する。
- その後は飲んでもいいし、吐き出してもよい。
- 1日3回くらい行う。
これだけですよ!
食前、食後、就寝前を目安に。
塩分摂りすぎにならないように3倍に薄めましょう!
マッサージで治す方法
次は、マッサージで治す方法です。
なんの道具もいらないので下の図をみてやってみてください。
マッサージは唾液を出すという点では非常に効果的。
でも、注意しなければならない場合もありますよ。
それは、以下のとおり。
- 口や喉のガン治療後にドライマウスになった場合。
- 不整脈を持っている人。
- 動脈硬化症・血栓症・メタボリック症候群の人。
耳下腺のすぐ後ろは、人のからだの中でも重要な神経や血管があるんですね。
なので刺激を与えることで病気が悪化したり、血液を送りすぎて血管が詰まったりなど問題が起きてしまう恐れがあるそうなのダメです。
そういった場合は、口の中にある唾液腺を。
下の図に書いてあるポイントを指や歯ブラシで軽く刺激してみて。
パタカラ体操
最後に体操です。
体操と言っても口の体操なので大げさなものではないですよ。
「パ」「タ」「カ」「ラ」の4文字をそれぞれ10回ずつ発音するだけ。
つまり、「パパパパパパパパパパ」 「タタタタタタタタタタ」 「カカカカカカカカカカ」 「ララララララララララ」というってことです。
この4文字を言うだけで、舌全体が動き、唾液が分泌しちゃうんです。
ドライマウスの原因と治療について
ドライマウスの治し方として自分で簡単にできる方法を紹介してみました。
でも、実は、その原因はいろいろなんですよね。
ストレスだったり、口呼吸だったり、生活習慣病だったり、薬の副作用だったり、シューグレン症候群だったり。
なので、根本的な治療にはその原因を取り除かなければなりません。
ドライマウスの原因の8割はストレスや口呼吸とも言われています。
そういった場合は、上の方法をやりつつ根本原因をケアしていってくださいね。
病気が原因の場合は、もちろんその専門家に見てもらってくだいね。
外出先には市販品が便利
上におすすめした昆布茶・マッサージ・体操がセルフケアとしてオススメなのですが。。。
外出時に口の中が乾いて困ることもありますよね。
そういうときには、ドライマウス用の市販薬はさっと潤って便利。
携帯できる大きさ、スプレータイプで、すすぎが必要でないものが使いやすいですよね。
まとめ
- 薄めた昆布茶を30秒口に含ませるとドライマウスに効く。
- 唾液の出やすい耳下、顎下、舌下をマサージするとドライマウスに効く。
- パタカラ体操をするとドライマウスに効く。
- ドライマウスの根本原因は様々なので「治し方」とは別の根本治療も必要。
- 市販薬は外出時携帯用として便利。
現代人の生活は、噛むことが少なくなっていて唾液が出にくくなっているそうです。
日頃の食事のときによく噛むということも地味ですが大事な対策の一つですので心がけたいですね。